「会社の人が変だ」シリーズ その2
会社の人が変だ。
毎朝「おはようございます」と事務所のドアを開けて挨拶をすると、その変な人=通称”しげさん”は笑顔で挨拶を返してくれる。しかし、上半身は白Tシャツ一枚だ。
その光景はもはや慣れつつあるのだが、普通に考えてみたら異様な光景だと思う。
今日も冷静に第三者からの目線でこの天然記念物を紹介してみる。
しげさんはものすごい巨漢で太っている(多分100kgある)のだが、会社で昼食を食べている姿を見たことが無かった。
昼飯抜きでその体型を維持できるものかと疑問に思い、「昼飯どうしてるの?」と聞いてみたら、「食べると眠くなるから食べてない」という理由で、数十年前から昼食抜きの習慣を継続しているらしい。
つまり、家で食べてる量が尋常ではないのだ。
夕食の内容を聞くと、ボウル一杯のマカロニサラダを胃袋に詰め込めるだけ食べ、晩酌にウイスキーの4合瓶を氷割で半量、おつまみにファミリーサイズの箱アイス(チョコレートバニラ)を一箱平らげるそうだ。
びっくりした!
夕食だけで恐らく成人男性の平均摂取カロリーを余裕で超えているだろう。
「腹壊さないの??」とか、「酒の量がおかしい」とか、突っ込みどころしかなくて笑える。
そして1時間以上掛けてそれらを食べ尽くし、食うだけ食ったらバタンキューして即寝る。それが毎日。
某チャンネルで見た「ドカ食い気絶部」の内容そのものである。
その食生活ならこの体型になるな…と、十分納得したのであった。
因みに朝食は欠かさずインスタントの袋麺を食べてるって。
よく病気にならないなぁ。
前編